先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は、Teacher’s [Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~第205回・206回の配信を2025年1月27日と2月3日に公開した。海城中学高等学校の田中佑季先生をゲストに迎え、EdTechの専門家として母校に教育自習に行って感じたことなど、学校への思いを発信する。
TDXラジオは、学校の先生に向けたラジオ番組風のYouTubeチャンネル。忙しい先生でも通勤中や隙間時間に「ながら聞き」できるよう、耳から楽しめる番組を配信している。今の教育現場の実態をよく知る現役の先生や専門家をパーソナリティやゲストに迎え、リスナーの先生たちと一緒に、これからの学びのあり方や先生自身の働き方について考えていく。
今回のゲストは、海城中学高等学校の田中佑季先生。1月27日に前編(File.205)、2月3日に後編(File.206)の配信を公開した。田中先生は、デジタルハリウッド大学院の研究員として活動し、研究室を母体としたEdTechイベントでは各省庁と連携し約1万5,000人を動員。for Our KidsのCo-founder兼取締役として、子供向けプログラミング教材を開発し、eラーニングアワードを受賞した経験をもつ。海城中高ではICT教育部・情報科の一員としてEdTech導入・DX推進に尽力。日本ゲーミフィケーション協会では研修や教材開発、コンサルティングにも従事している。
番組の前編では、EdTechの専門家としてさまざまな活動をしながら、海城中学高等学校のICT教育部に所属する田中先生の仕事に注目する。また、情報科の教員として取り組んできた大学入学共通テスト対策について質問。教師として、今の高校生たちに「情報」という教科を通じて何を身に付けてほしいと考えているのか話を聞く。
後編では、田中先生がデジタルハリウッド大学院に入学した経緯、海城中学高等学校の教師になったいきさつを振り返る。また30歳を過ぎてから母校に教育実習に行き、高校の先生たちの働き方を目にして感じたことに注目。EdTechの専門家として、学校が今後どのように変わっていってほしいと考えているのか、思いを尋ねる。
番組後半にはパーソナリティによるコーナーを配信。前編は「学校の負を解放する!『校務DXの先駆者たち』」でWeb出願&入試管理の一元管理について、後編は「片岡伸一のRADIO SAVASANA」で、補助金・助成金について考える。
TDXラジオで配信する番組「Teacher’s [Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」は、毎週月曜日の夜に新作を公開している。番組は過去回も含めYouTubeチャンネルで視聴できる。
◆TDXラジオ「Teacher’s [Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」
【File.205】海城中学高等学校 田中佑季先生・前編
◆TDXラジオ「Teacher’s [Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~」
【File.206】海城中学高等学校 田中佑季先生・後編