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外国籍児童受け入れ講座、教員向けに開始…行知学園

 行知学園は、外国籍児童の受け入れに関するポイントを集めた講座を開始した。忙しい教員に向けて、短時間で学べるオンライン形式で提供される。講座は約90分で、視聴はオンデマンド形式。料金は2,200円(税込)で、クレジットカードでの支払いが可能だ。

教材・サービス 授業
学校教員のための外国籍生徒向け日本語教育講座
  • 学校教員のための外国籍生徒向け日本語教育講座
  • 外国人の児童・生徒に日本語を教えるために、個人で日本語教育について学びたいと思うか
  • 現在勤務している学校の担当クラスの児童・生徒で、外国人の人数はどのくらいか
  • 無料でアーカイブ視聴(2024年12月24日~2025年1月19日23時59分)が可能

 行知学園は、外国籍児童の受け入れに関するポイントを集めた講座を開始した。忙しい教員に向けて、短時間で学べるオンライン形式で提供される。講座は約90分で、視聴はオンデマンド形式。料金は2,200円(税込)で、クレジットカードでの支払いが可能だ。

 この講座は、外国籍児童の受け入れに際しての初期対応や目標設定、異文化間トレーニングの方法などを学ぶことができる。2024年9月に実施された「外国人児童・生徒への教育」に関する調査では、教員1,015人のうち8割以上が日本語教育を学びたいと回答しており、外国人児童の増加を見据えた教育の必要性が浮き彫りになった。

 調査によれば、現在勤務している学校で外国人児童がいると回答した教員は6割以上で、今後も増加傾向にあると考える教員は約8割にのぼる。こうした背景から、行知学園は教員のサポートを目的に、簡易的かつ短時間で学べる講座を提供することにした。

 2024年12月23日には、小学館と共催で『みんなの教育技術』にてオンラインセミナーを実施。元小学校教員の深見太一氏と、行知学園の福田佳与氏が、具体的な指導のポイントやコミュニケーション術について意見交換を行った。視聴者にはオンライン講座の半額クーポンが配布され、無料でアーカイブ視聴も可能だ。

 このように、外国籍児童の増加に対応するための教育支援が進められている。教員が日本語教育を学ぶことで、外国籍児童の教育環境がより充実することが期待される。

《神林七巳》

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