文部科学省は2024年12月20日、専門学校(専修学校専門課程)における2024年度(令和6年度)の「キャリア形成促進プログラム」の認定取消しについて発表した。課程の廃止にともない、東京福祉専門学校の社会福祉専門課程精神保健福祉士一般養成科の認定を取り消した。認定数は12月20日現在、17校22課程になった。
キャリア形成促進プログラムとは、社会人の学び直しを推進するため、社会人の職業に必要な能力の向上やキャリア形成を図る機会の拡大に資する専門学校のプログラムを文部科学大臣が認定するもの。認定要件などに関する規程を2018年に公布・施行し、各学校の申請・都道府県知事などの推薦に基づき、文部科学省が審査したうえで認定している。
今回、認定した課程の廃止にともない、認定要件に該当しなくなったことから、東京福祉専門学校の社会福祉専門課程精神保健福祉士一般養成科(昼間1年)の認定を取り消し、規定に基づき、認定の変更について公示した。なお、同校の社会福祉専門課程社会福祉士一般養成科(昼間1年)の認定は継続している。
文部科学省によると、2024年12月20日現在、「キャリア形成促進プログラム」として認定する専修学校の専門課程または特別の課程は、17校22課程。文部科学省Webサイトでは、認定一覧や名称変更・取消し一覧を掲載している。