大阪市教育委員会は2024年12月18日、不登校支援員・不登校支援事務補助員・生活指導支援員(会計年度任用職員)の募集を公表した。任用期間は2025年4月1日から2026年3月31日まで。勤務実績に応じて、2回まで再任用の可能性がある。応募締切は2025年1月14日。
今回募集するのは、大阪市教育委員会事務局指導部の「不登校支援員」2名程度、「不登校支援事務補助員」1名、「生活指導支援員」3名程度。任用期間は2025年4月1日から2026年3月31日までで、勤務実績に応じて、2回まで再任用の可能性があるとしている。
業務内容について、「不登校支援員」は、教育支援センターに通所している不登校児童生徒の学校復帰、社会的自立に向けた支援、学校訪問による聞き取りなどを通した通所予定児童生徒の実態把握、児童生徒の実態に応じた教材の作成や学習支援などを行う。応募資格は学校教員の経験を有する者など。
「不登校支援事務補助員」は、在籍校との連絡調整や各学校や保護者などからの問合せに係る事務補助、児童生徒の実態に応じた教材の作成や学習支援の補助、教育支援センター間・指導部担当指導主事などとの連絡調整、センター連絡会議に係る資料作成、不登校支援アドバイザーの訪問指導などに係る活動記録の作成・データ入力などを実施。応募資格は、パソコンソフト(Word・Excel・Outlookなど)の操作ができる者など。
「生活指導支援員」は、問題行動の発生時における児童生徒への指導や不登校児童生徒への対応、生活指導サポートセンターなど関係機関との連携・調整、問題行動や不登校などの未然防止に向けた児童生徒・保護者への指導・助言など。応募資格は、学校教員その他地域の児童生徒への指導の経験を有する者など。
勤務は、平日週4日30時間。勤務場所は、「不登校支援員」が大阪市内の3か所の教育支援センターのうち指定する教育支援センター、「不登校支援事務補助員」が大阪市役所教育委員会事務局内事務室、「生活指導支援員」が大阪市立の小中学校・義務教育学校。それぞれ月額の報酬のほか、期末勤勉手当が支給。社会保険に加入する。
選考は1月27日から30日の期間内に、筆記(論文)審査、口述(面接)試験により実施(不登校支援事務補助員は口述試験のみ)。結果は面接終了後、3週間以内に通知する。
採用希望者は1月14日までに、申込書などを簡易書留にて大阪市教育委員会事務局まで送付する。1月14日は午前9時30分から午後5時まで、持参による申込みも受け付ける。業務内容や勤務条件など、詳細は大阪市のWebサイトで確認すること。