長崎県教育委員会は2024年10月4日、2025年度(令和7年度)長崎県公立学校教員採用選考試験の第2次選考結果を発表した。合格者数は、前年度比1人減の492人。最終倍率(受験者数/合格者数)は、前年度比0.1ポイント減の1.8倍であった。
2025年度長崎県公立学校教員採用選考試験は、第1次選考を6月16日、第2次選考を8月21日から9月2日の指定された1日または2日で実施した。
志願者数は、前年度比82人減の935人。受験者数は、前年度比67人減の891人。第1次選考合格者数は、前年度比40人減の661人。最終合格者となる第2次選考合格者数は、前年度比1人減の492人。受験者数を第2次選考合格者数で割った実質倍率は、前年度比1.1ポイント減の1.8倍。
校種別の合格者数は小学校223人(前年度247人)、中学校117人(前年度109人)、高校96人(前年度85人)、特別支援学校35人(前年度30人)、養護教諭20人(前年度22人)、栄養教員1人(前年度採用なし)。なお、合格者数には第2志望者を含む。
校種別の倍率は、小学校1.3倍(前年度1.2倍)、中学校1.8倍(前年度2.3倍)、高校2.3倍(前年度2.9倍)、特別支援学校1.7倍(前年度2.0倍)、養護教諭4.8倍(前年度4.6倍)、栄養教諭20.0倍(前年度採用なし)。教科別では、高校の保健体育6.9倍、高校の公民6.0倍などが高かった。
実質倍率の過去5年間の推移をみると、2021年度(令和3年度)採用2.6倍、2022年度(令和4年度)採用2.3倍、2023年度(令和5年度)採用2.0倍、2024年度(令和6年度)採用1.9倍と下降が続いており、2025年度採用の1.8倍は過去5年間でもっとも低い結果となった。