千葉県教育委員会は2024年9月24日、2025年度(令和7年度)千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考の第2次選考合格者を発表した。2次選考の合格者は全校種あわせて2,037人となり、前年度に比べて39人減となった。
千葉県・千葉市の教員採用選考は、1次選考を7月7日に実施。2次選考を小学校以外の志願者は8月17日~19日のいずれか1日、小学校は8月23日~25日のいずれか1日、特別臨時的任用講師特例は8月25日に実施し、今回、最終合格者となる2次選考合格者を発表した。
2次選考は、全体で前年度2,076人から39人減の2,037人が合格。校種別の合格者数は、小学校929人(前年度比39人減)、中学校(技術)および中高共通861人(同27人減)、高校(専門教科)34人(同1人減)、特別支援学校140人(同31人増)、養護教諭69人(同5人減)、栄養教諭4人(同2人増)となった。
前年度と比べ、志願者数が増えたのは養護教諭(42人増)、栄養教諭(7人増)のみ。合格者が増えたのは、特別支援学校(31人増)、栄養教諭(2人増)のみ。なお、2次選考合格者数には、併願での合格者も含まれている。
最終倍率(当該年度の志願者数/2次合格者数)をみると、全体では前年度比0.15ポイント減の2.24倍。校種別の倍率は、小学校1.38倍(前年度1.52倍)、中学校・中高共通2.77倍(同2.94倍)、高校(専門教科)4.06倍(同4.11倍)、特別支援学校2.33倍(同3.16倍)、養護教諭5.61倍(同4.66倍)、栄養教諭11.0倍(同18.5倍)となった。倍率はリシード調べによる。
千葉県教育委員会は、2次選考合格者に向けた説明会を開催。申込みは、ちば電子申請サービスにて9月26日~10月18日午後5時まで受け付ける。また、今回残念ながら不合格となった人向けに、公立学校の講師募集を掲載。育休等の教職員の代わりに働く臨時的任用講師や会計年度任用職員などの登録方法を紹介しているほか、要件を満たせば次年度教員採用選考の際に選考の一部が免除される「講師特例」として受験することができると案内している。
詳細は千葉県教育委員会のWebサイトで確認できる。