東京電機大学と都立多摩科学技術高校は2024年7月31日、高大連携に関する協定を締結した。交流・連携を通じて、高校生の進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、高校・大学教育に関する相互理解を深めるなど、双方の教育の活性化を図る。
都立多摩科学技術高校(東京都小金井市)は、スーパーサイエンスハイスクール指定校(第III期)であるなど、先進的な科学技術教育を行い、未来の科学者・技術者といった理系人材の育成に特化した教育を実施している都立高校。
東京電機大学(東京都足立区)は、「実学尊重」「技術は人なり」「学生主役」の理念を核に、技術で社会に貢献する人材を育成している理工系大学。
両校は、これまでも都立多摩科学技術高校の実習授業において、東京電機大学教員による助言・支援や、理工学部オープンキャンパスでの共催イベントの実施など、交流を行ってきた。
今回の協定締結により、教育に関する情報交換・相互理解の促進のほか、東京電機大学教員による出張講義・ワークショップ、探究型授業などにおける東京電機大学教員による指導や助言などを予定している。今後、教育に係る交流・連携をさらに深め、より積極的な教育連携を進めていくとしている。