教育業界ニュース

茨城県、中高一貫など7校で校長公募…エン・ジャパン

 エン・ジャパンは2024年7月30日、茨城県公立中高一貫校など7校の学校長公募「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を開始した。民間出身者を対象に、教員免許不問で「校長」を公募する。応募締切は8月28日。

教育行政 教育委員会
ソーシャルインパクト採用プロジェクト 茨城県、校長公募。
  • ソーシャルインパクト採用プロジェクト 茨城県、校長公募。
  • 現・水海道第一高等学校・附属中学校 校長 福田氏
  • ソーシャルインパクト採用プロジェクト

 エン・ジャパンは2024年7月30日、茨城県公立中高一貫校など7校の学校長公募「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」を開始した。民間出身者を対象に、教員免許不問で「校長」を公募する。応募締切は8月28日。

 教育への投資を重視し、高校受験に時間をとられず、6年かけて「新たな価値を創造する力」を育める中高一貫校の設置を推進してきた茨城県。2024年現在では、公立中高一貫校の数は13校と、全国最多を誇る。さらに、デジタル社会に欠かせないIT人材や、最先端科学技術分野の技術者・研究者の育成を目指した新しい学校の新設にも注力しており、2023年度には全国初となる公立のIT専科高校「IT未来高等学校」と、県内初の科学技術科をもつ「つくばサイエンス高等学校」を開校するなど、新たな教育のあり方を探究している。

 そんな茨城県では、学校ごと多様な校長によって独自の取組みが進められており、現在7校において、民間などの出身者が校長として活躍している。今回、今後もより多くの生徒に多様な教育を提供するために、新たに「民間出身校長」の公募が決定した。

 募集するのは、「日立第一高等学校・附属中学校」「太田第一高等学校・附属中学校」「鹿島高等学校・附属中学校」「下館第一高等学校・附属中学校」「水海道第一高等学校・附属中学校」「並木中等教育学校」「つくばサイエンス高等学校」の計7校。いずれも教員免許は不問とし、前例にとらわれない多様な教育の実現を目指すという。特に、今の学校教育を変えたい、と熱い想いをもつ人を募集する。

 希望者は、応募受付Webサイト「エン転職」または「AMBI」、「ミドルの転職」から申し込む。応募受付期間7月30日~8月28日。なお、「ソーシャルインパクト採用プロジェクト」のWebサイトでは、以前プロジェクトを通じて民間校長となった現・水海道第一高等学校・附属中学校、福田校長の動画などを公開している。

◆ソーシャルインパクト採用プロジェクト 茨城県、校長公募。
応募受付期間:2024年7月30日(火)~ 8月28日(水)
募集職種:校長(中高一貫校、高校)
応募受付Webサイト:「エン転職」「AMBI」「ミドルの転職」

《木村 薫》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top