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看護師養成事業に公立2大学を選定…文科省

 文部科学省は2024年7月5日、医療人材養成拠点形成事業(社会的な要請に対応できる看護師の養成)の選定結果を公表した。テーマ1には19件の申請の中から名古屋市立大学、テーマ2には10件の中から京都府立医科大学の事業がそれぞれ選ばれた。

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ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業
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  • ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業(社会的な要請に対応できる看護師の養成)選定結果

 文部科学省は2024年7月5日、医療人材養成拠点形成事業(社会的な要請に対応できる看護師の養成)の選定結果を公表した。テーマ1には19件の申請の中から名古屋市立大学、テーマ2には10件の中から京都府立医科大学の事業がそれぞれ選ばれた。

 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業は、地域医療の多様なニーズに適応可能な医師と看護師の養成を目的に、教育プログラムの構築や開発などを行う国公私立大学の優れた取組みを支援する文部科学省の事業。

 「社会的な要請に対応できる看護師の養成」は、3月25日~4月30日に公募を実施。テーマ1「医療的ケア児支援における指導的立場等の看護師養成」には国立大学9件、公立大学6件、私立大学4件の計19件、テーマ2「重症患者に対応できる看護師養成」には国立大学6件、公立大学3件、私立大学1件の計10件が申請。今回、同事業の推進委員会における審査を踏まえ、2件を選定した。

 テーマ1は、名古屋市立大学の「医療的ケア児を支える学校看護師エンパワメントプログラム」、テーマ2は、京都府立医科大学の「Project KPUM -重症患者に対応できるジェネラリストナース養成プロジェクト」が選ばれた。支援期間は2024年度~2026年度までの最大3年間、1拠点につき1,000万円(初年度・年間)が交付される。

《川端珠紀》

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