山梨県教育委員会は2024年6月14日、2025年度（令和7年度）採用山梨県公立学校教員選考検査の志願状況を公表した。採用予定数は前年度より8人増やし310人程度としたが、志願者は776人で前年度より50人減少。平均倍率は2.50倍。
2025年度採用山梨県公立学校教員選考検査は4月30日から6月3日まで出願を受け付けた。採用予定者はあわせて310人で、前年度より8人増やしたものの、志願者は前年度比50人減の776人となった。平均倍率は2.50倍と、前年度を0.24ポイント下回った。
受験区分別の志願者数は小学校243人（前年度比11人減）、中学校214人（同33人減）、高校189人（同6人減）、特別支援学校58人（同7人減）、養護教諭56人（前年度同数）、栄養教諭16人（同7人増）。
受験区分別の倍率は小学校1.4倍（前年度比0.1ポイント減）、中学校2.8倍（同0.5ポイント減）、高校8.2倍（同0.1ポイント増）、特別支援学校1.8倍（同1.3ポイント減）、養護教諭7.0倍（同1.4ポイント増）、栄養教諭16.0倍（同7.0ポイント増）。
一方、今回、初実施する「大学3年生対象特別選考」（2026年度採用分）には148人が出願した。受験区分別の志願者数は小学校69人、中学校66人、高校5人、特別支援学校3人、養護教諭4人、栄養教諭1人となっている。
山梨県の教員採用試験は今後、1次試験を7月7日に実施し、7月下旬に結果を通知する。2次試験は小論文・適性検査・実技が8月3日、個人面接と集団討論が8月14日～16日の間の指定日に実施し、結果を9月下旬に発表予定。
