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仙台市、教員採用試験の実施要項を公開…1次7/13・14

 仙台市教育委員会は2024年4月2日、2025年度(令和7年度)仙台市立学校教員採用選考の実施要項を発表した。小学校と中学校、中・高でそれぞれ前年度比30名増となる計230名を採用予定。1次試験は筆記が7月13日、実技が7月14日に行われる。

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仙台市立学校教員採用情報Webページ
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 仙台市教育委員会は2024年4月2日、2025年度(令和7年度)仙台市立学校教員採用選考の実施要項を発表した。小学校と中学校、中・高でそれぞれ前年度比30名増となる計230名を採用予定。1次試験は筆記が7月13日、実技が7月14日に行われる。

 2025年度仙台市立学校教員採用選考の採用予定数は、「小学校教諭」150名、「中学校教諭」と「中学校・高等学校教諭」はあわせて80名。「高等学校教諭」「養護教諭」「栄養教諭」はそれぞれ若干名。前年度に比べ小学校と中学校、中・高でそれぞれ30名増となっている。なお、採用予定数には、社会人特別選考5名程度を含む。

 同時選考する育児休業代替任期付教員については前年度比10名増の30名程度を採用予定。各校種・教科との併願となり単独での出願はできない。

 今回の試験でのおもな変更点は3点。1点目は、社会人特別選考の出願要件に勤務期間を規定。「平成31年(2019年)4月1日から出願時までに、法人格を有する民間企業または官公庁で正社員または正規職員として、1事業所で3年以上勤務(休職・育児休業等を含まない)した実績がある人(公立学校教員は除く)」とする。在職を証明する書類等の提出時期は、これまで10月以降(合格発表後)としていたのを2次試験時に変更する。

 2点目は、小学校の中・高免許加点対象の教科拡大。新たに小学校受験者で「中学校教諭または高等学校教諭の数学・理科・保健体育・英語いずれかの免許状の所有者(取得見込者)」に対し「20点」を加点する。なお、採用者は専科指導(算数、理科、体育、英語)担当等に配置する場合があるとしている。

 3点目は、中学校・高等学校保健体育の実技試験(水泳)の廃止。共通で陸上競技(ハードル走)、器械運動(マット運動=種目は当日提示)、球技(バスケットボール・バレーボールから選択)、武道(柔道・剣道から選択)を実施し、指導上での基本的な技能を身に付けているかを評価する。

 試験日程は、1次試験が前年度より1週間程度早い7月13日(筆記)、7月14日(実技)。2次試験は、A日程が8月31日と9月1日、B日程が9月7日と8日。出願期間は4月19日午前10時~5月17日午後5時まで、インターネットによるオンライン申請で受け付ける。

 実施要項は、仙台市立学校教員採用情報Webページにて閲覧できる。実施内容については、災害等の発生状況により変更となる場合があるため、Webサイトで定期的に最新情報を確認するよう呼び掛けている。

《川端珠紀》

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