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愛知県「外国人生徒教育支援員」1/26必着まで募集

 愛知県教育委員会は2024年1月15日、2024年度(令和6年度)採用の県立高等学校外国人生徒教育支援員および県立特別支援学校外国人幼児児童生徒教育支援員の募集を発表した。申込みは郵送にて1月26日必着分まで受け付ける。面接選考は2月6日。

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外国人生徒教育支援員の募集について
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 愛知県教育委員会は2024年1月15日、2024年度(令和6年度)採用の県立高等学校外国人生徒教育支援員および県立特別支援学校外国人幼児児童生徒教育支援員の募集を発表した。申込みは郵送にて1月26日必着分まで受け付ける。面接選考は2月6日。

 今回の募集は、日本語によるコミュニケーション能力が十分身に付いていない外国人幼児児童生徒の支援を目的とした人材募集。応募条件は、ポルトガル語、スペイン語、中国語、フィリピノ語(タガログ語)、ウルドゥー語、ネパール語、ベトナム語、インドネシア語、タイ語、トルコ語などの外国語の高い活用能力を有し、外国語と日本語を用いて幼児児童生徒、保護者、教員などとのコミュニケーションを円滑に行うことができる人。

 なお、2024年4月1日時点で満18歳に満たない人や、地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当する人、1999年改正前の民法の規定による準禁治産宣告を受けている人(心神耗弱を原因とするもの以外)は応募できない。

 任用期間は2025年3月31日まで。勤務実績により、2回まで再度任用を行うことがある。ただし、支援対象生徒らの異動などで、年度途中で任用が打ち切られる場合もある。勤務場所は、支援員の配置を希望している県立高等学校および県立特別支援学校で面接により決定する。

 勤務時間は週20時間以内 (土日祝日、年末年始は休日)。配置校の状況により決定する。定時制の高等学校に任用された場合、勤務時間が夜間となることや、長期休業期間中などは勤務の少ない月もある。また、学校によっては、年間数日程度の保護者会のために支援員を任用する場合がある。複数の学校での勤務は可能。

 時給は2,250円(2023年4月1日現在)。別途、通勤手当(限度の範囲内)を支給する。社会保険は、原則として雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法の被保険者となる。

 第一次選考は、任用候補者名簿への登録のための面接試験。Webサイトから「令和6年度県立高等学校外国人生徒教育支援員及び県立特別支援学校外国人幼児児童生徒教育支援員任用候補者登録願」をダウンロードし必要事項を記載する。登録願と結果通知用封筒(長形3号、住所・氏名を記載し切手84円分を貼付)を同封し、高等学校教育課教科・定通指導グループ宛てに1月26日(必着)まで郵送する。

 選考日は2月6日で、愛知県生涯学習推進センターにて15分程度の面接を予定。別日程となる場合は、別途連絡がある。結果は2月14日に通知し、任用候補者名簿にも登録する。第二次選考では、任用候補者のうち、2024年3月上旬以降、支援員の任用を希望する学校から直接連絡があった人を対象に、各学校が選考を実施。学校が求める条件とあえば任用となる。任用候補者でも名簿登載期間中に学校から連絡が入らない場合もあるとしている。

 愛知県教育委員会では、2024年度中に別途、支援員の任用候補者を募集することもあるという。詳しくは、高等学校教育課まで問い合わせる。

《川端珠紀》

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