ベンキュージャパンは2024年1月11日、ビジネスと教育機関向けに開発した多機能電子黒板(インタラクティブホワイトボード)の新製品として、BenQ製品で初となるGoogle EDLA(Enterprise Devices Licensing Agreement)認証を取得した「BenQ Board RP04/RM04」を発売した。
「BenQ Board RP04/RM04」は、Google EDLA認証を取得したAndroid OS(Android 13)を搭載。オンライン会議アプリをはじめ、多様なアプリをGoogle Playストアからインストールでき、BenQ Boardを大画面のAndroidスマートフォンのように利用できるという。また、Google Playプロテクトを使用し、アプリやデバイスの安全性を確保することができるとしている。
BenQ独自のさまざまなアプリも用意。ワイヤレス画面共有アプリ「InstaShare 2」では、PC・タブレット・スマートフォンなどのデバイスに対応し、会議や授業の参加者への画面共有や、端末画面のワイヤレスでのミラーリングができるという。
注釈メモツールアプリ「フローティングツール」では、ほかのアプリで表示しているコンテンツ画面上に、ペンによる注釈メモの書き込みや、画面キャプチャができる。会議中に活用すれば、ディスカッションをより効率的かつインタラクティブに行うことができるという。
ホワイトボードアプリ「EZWrite 6」では、蛍光ペンや付箋、作図に便利な定規やコンパスなどの各種ツール、会議やプレゼンテーションで役立つタイマーやストップウォッチ、抽選機能などを装備。また新たに、挿入した画像内のテキスト読み上げや多言語翻訳機能のほか、「BenQ Board RP04」では画像内の文字をテキストデータとして抽出するOCR光学文字認識機能も搭載しているという。
BenQ独自のアイケア機能として、ブルーライト軽減、画面のちらつきを抑えるフリッカーフリー機能を搭載。画面の反射を抑えるアンチグレア加工を液晶パネルに施し、長時間の使用でも目に優しく、安心して使用できるとしている。
スクリーンやリモコン、付属するタッチペンは抗菌仕様となっているほか、「BenQ Board RP04」では空気品質センサーやマイナスイオン発生器を搭載しており、より快適な室内環境に導くという。
ICT管理者向けには、複数ユーザーでの使用を想定したアカウント切り替えに対応するアカウント管理システム(IAM・AMS)や、複数デバイスのステータス確認と一括管理をクラウド上で実現するデバイス管理ソリューション(DMS)を搭載。メンテナンスコストの削減や業務の効率化を図ることができるという。
価格はオープン。詳細は、Webサイトにて確認できる。
◆BenQ Board RP04/RM04
提供開始時期:2024年1月11日(木)
定価:オープン価格
解像度:4K UHD(3,840×2,160)
◯RP04
サイズ:65インチ/75インチ/86インチ
◯RM04
サイズ:65インチ/75インチ