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チエル「PC教室・導入支援活用パック」提供

 チエルは2023年12月19日、学校でのPC教室の整備・バージョンアップを支援する「PC教室・導入支援活用パック」の提供を開始した。「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」での補助金が利用できるという。

教材・サービス 授業
PC教室・導入支援活用パック
  • PC教室・導入支援活用パック
  • 「CaLabo LX」(キャラボ エルエックス)
  • 高解像度の中間モニター/プレゼンセレクター「S600-OP」(エス600オーピー)
  • システム環境復元「WinKeeper」(ウィンキーパー)

 チエルは2023年12月19日、学校でのPC教室の整備・バージョンアップを支援する「PC教室・導入支援活用パック」の提供を開始した。「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」での補助金が利用できるという。

 文部科学省は2022年12月、「GIGAスクール構想に基づく1人1台端末環境下でのコンピュータ教室の在り方について」という通知を出したことで、学校でのPC教室をもっと有効活用する動きが高まっている。さらに2023年11月29日に成立した2023年度補正予算で、学校現場でのICT活用を支援する「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」が盛り込まれ、ICTを活用した探究的な学びを強化する学校などに、必要な環境整備の経費を支援することになった。

 今回チエルでは、学校現場のPC教室の整備やバージョンアップを支援すべく「PC教室・導入支援活用パック」を提供する。PC教室の利便性向上と安定運用に欠かせない「授業支援」「中間モニター/プレゼンセレクター」「システム環境復元」の3つの機能の高度化を実現する製品を、セットで提供。PC教室の多面的な整備・バージョンアップを効果的に実践することが可能になるという。

 授業支援システム「CaLabo LX」(キャラボ エルエックス)では、PC教室の授業運営に必要な画面送受信と、ファイルの配布・回収などの機能を網羅している。グループワークに最適で、ペアプログラミングなどの学習もできるほか、「DXハイスクール」が求める情報処理の授業、ICTを活用した文理横断の探究的な学びを効率よく進めることができる。

 高解像度の中間モニター/プレゼンセレクター「S600-OP」(エス600オーピー)では、Video over IP方式で高精細画像を転送するシステム。高解像度の4K対応で、細部まで鮮明に映すほか、アクティブラーニング教室にてプレゼンセレクターとして利用することで、先生/共有ソースと学生ソースを、教室に設置された複数のプロジェクターおよび電子黒板に転送できる。発表者のプレゼンをスムーズにし、円滑な授業運営を支援するという。

 システム環境復元「WinKeeper」(ウィンキーパー)は、コンピュータ教室向けに26万ライセンスの導入実績を持つ、教育現場で選ばれるシステムリカバリソフト。フォルダやファイル単位で、必要な部分だけを復元できる。

 チエルでは、ICT活性化マガジン「CHIeru.WebMagazine」において、全国学校現場のICT活用実践例やICT製品導入事例、「DXハイスクール」で補助金を受けられる製品の記事なども紹介している。

《宮内みりる》

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