山梨県は2023年12月12日、2024年度(令和6年度)採用山梨県公立学校教員選考検査の一次検査の問題と解答例をWebサイトで公表した。問題と解答例は過去3年分を掲載しており、Webサイトのほか、県民情報センターで閲覧できる。
2024年度採用山梨県公立学校教員選考検査は、一次検査を7月9日、二次検査を8月5日と16日で実施した。志願者は826人で、このうち794人が受検、308人が内定、最終倍率は前年度比0.2ポイント減の2.6倍となった。校種別の倍率は、小学校1.4倍、中学校3.3倍、高校7.8倍、特別支援学校3.0倍、養護教諭5.8倍、栄養教諭8.0倍。
一次検査の問題と解答例は、一般教職教養のほか、各校種別、教科別で問題と解答例をそれぞれPDF形式で掲載している。
たとえば、小学校・専門の問題1-4では、課題文から説明している部分を抜き出す問題「自分で自分のことをくすぐっても、脳のなかでは(解答:14文字)され、くすぐったいと感じられないから」が出題された。解答例は「体性感覚野の活動がキャンセル」が正答として記載されている。
中学校・英語の問題4-2では、日本文を英文にする問題「外国人から日本のことを聞かれると、私たちは自分の無知なことに驚くことがよくある」が出題された。解答例は「When a foreigner asks us things about Japan, we are often surprised to find out how ignorant we are of our own country.」。
山梨県のWebサイトでは、教員選考検査第一次検査の問題と解答例を過去3年間分掲載しているほか、県民情報センター(山梨県甲府市丸の内1丁目6-1)でも閲覧できる。