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みんなのコード×日本女子大附属中「情報活用能力育成」協定締結

 みんなのコードと日本女子大学附属中学校は2023年9月14日、教科横断的な情報活用能の育成に関する連携協定を締結したと発表した。2023年度より、テクノロジー分野の教育の充実と、情報活用能力の育成を図るカリキュラムを開発する。

事例 ICT活用
左:日本女子大学附属中学校 野中友規子校長、右:みんなのコード代表理事 利根川裕太氏
  • 左:日本女子大学附属中学校 野中友規子校長、右:みんなのコード代表理事 利根川裕太氏

 みんなのコードと日本女子大学附属中学校は2023年9月14日、教科横断的な情報活用能の育成に関する連携協定を締結したと発表した。2023年度より、テクノロジー分野の教育の充実と、情報活用能力の育成を図るカリキュラムを開発する。

 みんなのコードは、「誰もがテクノロジーを創造的に楽しむ国にする」をビジョンに掲げ、2015年の設立以来、小・中・高校や地域において、プログラミング教育を中心に情報教育の発展に向け活動している特定非営利活動法人。

 一方、日本女子大学附属中学校では、多くの中学校が課題を抱える、技術・家庭科内での情報分野のカリキュラムを、より情報活用能力を高める魅力的なものに改善したいと考えていた。そこで、多様な教材を用いて創造的かつ体系的な学びを通して課題解決をする、生徒の個性を生かせるカリキュラムの作成を目指すべく、今回みんなのコードと協定を締結した。

 今後両者は、2023年度から中学校の技術・家庭科内での情報活用能力を高めるカリキュラムを開発するとともに、2030年からの情報活用能力のあり方を研究するため、各学年の年間指導計画と単元指導計画/本時案、各授業での指導資料の作成に取り組むとしている。

 みんなのコードは、「今回の日本女子大学附属中学校との連携は、はじめての女子校との取組みであり、テクノロジー分野におけるジェンダーギャップの解消を目指す大切なステップであると考える」とコメントを寄せている。

《川端珠紀》

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