文部科学省国立教育政策研究所は、2024年6月16日～7月27日に実施する「PISA2025」の予備調査の協力校を募集している。学校謝金あり。対象は高校、高専、中等教育学校後期課程の1年生で全国28校（各校78名）。
OECの学習到達度調査「PISA」は、80を超える国・地域が、国レベルの教育制度や学力を比較し、教育政策などに生かす目的で実施される国際規模のオンライン調査。15歳児を対象に、読解リテラシー、数学的リテラシー、科学的リテラシーの3分野について、3年ごとに本調査を実施。次回本調査は2025年に予定されている。
予備調査は、本調査の1年前に調査問題や調査実施手順などの適切さを確認するために実施される。生徒対象の学習到達度に関する調査と学習環境などに関する生徒質問調査は、国立教育政策研究所が担当して実施。その際、学校のコンピュータなどの使用が難しい場合は事務局が持参する。所要時間は3時間50分程度。学校長は、実施期間内にオンラインから60分程度の調査に協力する。
対象は高等学校、高等専門学校、中等教育学校後期課程に在籍する1年生。募集校数・人数は、全国から28校・各学校（各学科）の生徒の中から78名（無作為抽出）。
締切りは8月31日まで。予備調査参加に関心のある学校の先生は、文部科学省国立教育政策研究所OECD-PISA調査プロジェクトチーム事務局まで電話またはメールにて連絡する。気軽に連絡してもらえれば、詳しく説明するとしている。
