経済協力開発機構(OECD)は2026年9月8日、国際的な学習到達度調査「PISA 2025」を発表した。
PISA(Programme for International Student Assessment)は、OECDが実施する15歳の生徒を対象とした国際的な学習到達度調査。「数学的リテラシー」「読解力」「科学コンピテンシー」の3分野について、2000年から原則3年ごとに実施している。
「PISA 2025」において、日本の平均得点は科学コンピテンシー538点、数学的リテラシー525点、読解力503点で、いずれもOECD平均を上回った。しかし、前回調査(PISA2022)では、科学コンピテンシー547点、数学的リテラシー536点、読解力516点であり、前回調査と比べると3分野すべてで平均得点が下がっている。全参加国・地域中の順位は科学5位(前回2位)、数学5位(同5位)、読解力4位(同3位)だった。
基礎的な習熟度に達していないとされる「レベル1以下」の低得点層の割合は、前回調査と比べ、読解力18.6%(4.8ポイント増)、数学的リテラシー16.1%(4.1ポイント増)、科学コンピテンシー11.3%(3.3ポイント増)と、3分野すべてで増加した。OECD平均では数学的リテラシーと読解力で低得点層が増加し、高得点層は減少している。一方、日本では高得点層に有意な変化はみられず、低得点層のみが増加した。












