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TBS、やる気スイッチを連結子会社化…知育・教育事業へ進出

 TBSホールディングスは2023年6月29日、やる気スイッチグループHDの株式を取得し、連結子会社化したと発表した。取得額は約287億円。今後、両者がもつノウハウを掛け合わせ、新たな知育・教育事業の共創を目指す。

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左からやる気スイッチグループホールディングス代表取締役社長 高橋直司氏、TBSホールディングス代表取締役社長 佐々木卓氏
  • 左からやる気スイッチグループホールディングス代表取締役社長 高橋直司氏、TBSホールディングス代表取締役社長 佐々木卓氏
  • 左からやる気スイッチグループホールディングス代表取締役社長 高橋直司氏、やる気スイッチグループ創業者 松田正男氏、TBSホールディングス代表取締役社長 佐々木卓氏

 TBSホールディングスは2023年6月29日、やる気スイッチグループHDの株式を取得し、連結子会社化したと発表した。取得額は約287億円。今後、両者がもつノウハウを掛け合わせ、新たな知育・教育事業の共創を目指す。

 TBSグループは、2030年に向けた企業方針「TBSグループ VISION2030」の中核を成す「EDGE 戦略(Expand Digital Global Experience戦略)」の重点分野の1つに知育・教育事業を掲げ、2022年10月には事業躍進に向け「学びネクスト事業部」を新設している。

 一方、やる気スイッチグループHDは現在、個別指導塾「スクールIE」をはじめ、英語・英会話「WinBe」、幼児教室「チャイルド・アイズ」、英語で預かる学童保育「Kids Duo」など8つのスクールブランドを展開。国内外で2,200以上の教室を展開し、約13万人の子供たちの学びをサポートしている。

 今後は、両社がもつ教育ノウハウや顧客基盤、クリエイティブ力やコンテンツ制作力を掛け合わせた、新しい映像教材や優良教育情報の提供、両社のネットワーク・事業基盤を生かした教育コンテンツの海外展開なども検討しているという。

《川端珠紀》

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