JTBは2023年4月3日、「次世代教育ネットワーキング機構」を設立したことを公表した。JTBグループが教育事業の領域において蓄積したノウハウとネットワークによって、次世代を担う子供たちの糧となるチカラの育成に貢献することを目指すという。
近年の教育現場において、これまでJTBが培ってきた修学旅行やオリエンテーション、各種研修や留学等を含めたさまざまな学校行事におけるサービスの提供をはじめ、国が推進する教育改革を背景にした探究学習、キャリア教育、SDGs学習等に関する教材やプログラムの提供に至るまで、多様なサービスの開発・提供が求められている。
より高い教育効果・学習効果が求められる中で、JTBは教育現場が抱える課題に対するソリューションの一翼を担い、取組みの質を上げることに寄与すべく、今回「一般社団法人次世代教育ネットワーキング機構」を設立したという。
次世代教育ネットワーキング機構の事業内容は、有識者・教員・組織のネットワーキングや各種教材・教育コンテンツの開発、カリキュラムマネジメント研究および同コンサルティング、教育イベントおよびプロモーション、国際理解・グローバル教育プログラム開発を予定。
JTBは急速に進む技術革新や社会のパラダイムの変容等に対応し、来たるSociety5.0時代を生き抜く礎となる次世代教育を普及するために、JTBグループのもつ交流や体験のノウハウと、教育に関わるあらゆるステークホルダーとのネットワークによって、ココロ動かす学びを創造し、次の時代を担う子供たちの糧となるチカラの育成に貢献することを目指すとしている。