ゼッタリンクスは2023年6月22日、経済産業省「探究的な学び支援補助金2023」の支援事業者として採択が決定したことを発表した。補助金を活用する学校は、Google活用支援ツール「こどもSuite」などを年内無料で利用することができる。応募締切7月31日。
「こどもSuite」は、Google Workspace for Educationの授業支援アドオンツール。探究学習の4つのステップのうち「まとめ・表現」において、視覚的にわかりやすく伝わる資料を簡単に作成できるよう、豊富なイラストやタイトル文字、UD書体への変換機能を搭載。日本語特有の縦書き・ルビ付き文章への変換機能なども備えている。
また、探究学習の中でテーマにあわせて利用できる「課題の設定」や「情報の収集」、「整理・分析」のワークシートや、教科の中で実験や調べ学習に利用できる多くのテンプレートも提供。これらのテンプレートから授業をイメージすることで、先生が授業に取組みやすくなるとし、学校現場で広く活用されているという。
今回、「探究的な学び支援補助金2023」の支援事業者として採択が決定したことで、実証事業に参加する学校や教育委員会の募集を開始。補助金交付対象に採択されると、すべての生徒端末において「こどもSuite」を、また先生端末においては、Google Workspaceを使った教材作成に便利なアドオンツール「Suiteツール」を期間中無料で利用することができる。また、必要に応じて導入支援や先生への操作研修を実施するという。
希望する学校や教育委員会は、ゼッタリンクスのWebサイトから申し込む。応募締切7月31日。実証事業の対象期間は、2023年6月下旬~12月28日。