日本経済大学は2023年6月1日、韓国の白石(ペクソク)芸術大学と「学術交流協定」を締結、白石芸術大学にて締結式を執り行った。協定により、学生の留学・交流、教員の相互派遣、学術共同プログラムの策定・推進などを推進。韓国エンタメ界トップクラスの教授陣から学ぶ機会を創出する。
白石芸術大学は、1983年に設立された韓国の私立大学。ソウルの繁華街・江南にあり、グローバルコンテンツ学部、ホテル観光学部、映像学部など13学部に約7,000名の学生が在籍している。中でも韓国国内で初めて実用ダンス学部を設置し、韓国のエンターテイメント界で活躍している現役のダンサーや俳優などが講師を務めるなどエンタメ分野に力を入れている。
2年前には韓国トップダンサーのナム・ヒョンジュン氏が教授に着任し、エンタメ界を目指す学生などの人気がさらに高まった。今回、芸創プロデュース学科を擁する日本経済大学との親和性の高さや、近年K-POPや韓国文化に興味がある学生が増えていることから、両大学間で協定を締結。両校の学生がエンターテイメントの実技とビジネスの両面から学びを深める環境の整備を目指す。
7月上旬には、短期研修プログラムとして白石芸術大学から学生約30名を受け入れ、8月下旬には芸創プロデュース学科の学生を中心に約10名を白石芸術大学に派遣する予定。また、白石芸術大学と同じグループの総合大学、白石大学校、2年制の専門大学である白石文化大学とも包括的学術交流協定、編入学協定を締結した。
日本経済大学を擁する都築学園グループは、世界が求めるグローバル人材を輩出するため世界26の国・地域の約80校と留学制度を締結。今回の協定締結により、学生の留学・交流、教員の相互派遣、親和性の高い分野で学びのコラボレーション・アクティビティの展開を一層推進し、ニューノーマルな時代に対応できる“真の国際人”の育成に取り組んでいくとしている。