神奈川大学は2027年4月、既設の大学院理学研究科および大学院工学研究科を発展的に改組し、新たに「総合理工学研究科」を横浜キャンパスに開設する(設置予定)。理学研究科理学専攻と工学研究科工学専攻を融合させた11の専門領域をもつ「理工学専攻」と、既設の工学研究科建築学専攻を踏襲した「建築学専攻」の2つの専攻を設ける。
新たに設置する「総合理工学研究科」は、理学と工学をまたぐ多様な専門分野の融合を図り、科学技術の活用とイノベーションを促進することで、工学技術を援用した自然科学の発展を担う人材や、自然科学の成果を活用した工学を含む科学技術の発展を担う人材の育成を目的としている。数学・物理学・化学・生物科学・情報学・機械工学・電気電子情報工学・応用化学・経営デザイン・応用物理学・生命機能学を有する「理工学専攻」と、既設の工学研究科建築学専攻を踏襲した「建築学専攻」の2つの専攻を設ける。
「理工学専攻」について、博士前期課程では、自然科学および工学に関する基礎知識ならびにその応用能力をもち、異分野融合による幅広い視野に立って複雑化・高度化する問題を解明するなど、人間の豊かな暮らしや持続可能な社会を支える研究者および高度専門職業人を養成。博士後期課程ではさらに発展させ、時代の趨勢や社会の要請を踏まえた新たな価値を提供することのできる創造性豊かな研究者および高度専門職業人、確かな教育・研究能力をもつ大学教員を養成する。
「建築学専攻」では、博士前期課程でさまざまな機能と諸技術、美を調整し、最善の総合化を図ることによって、人間の多様な営みにとって使いやすく、安全で快適、かつ感動を呼ぶ持続可能な空間や形態・環境を創造し、先端的知識を要求される建築の諸分野の問題に積極的に立ち向かえる専門的技術者を養成。また、博士後期課程ではそれらを発展させ、先端的知識と技術を要求される建築の諸分野で、率先して新しい建築分野を切り開くことのできる高度な研究者および専門技術者を養成する。
修了後の進路は領域により大きく異なり、博士前期課程修了者は、おもに領域分野に関連した企業などの技術職・営業職、中学校・高校の教員、博士後期課程への進学などを想定。博士後期課程修了者は、大学教員や企業・公的機関の研究技術職に就くほか、ポストドクターとして研究を行い、高度な専門性を生かして社会に貢献するなどの進路が考えられる。
なお、本情報は2026年6月時点の予定。今後、変更になる場合もある。








