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中高生向け「ネスレ サステナビリティ プログラム」受付開始

 ネスレ日本は2023年5月23日より、全国の中学生・高校生を対象としたオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」の提供を開始した。申込みは教育機関関係者限定。費用無料。

教材・サービス 授業
ネスレ サステナビリティ プログラム イメージ
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  • 約1億2,500万人の人々が生計をコーヒーに依存
  • 2023年3月に実施したトライアル授業のようす
  • 海洋プラスチック問題への取組み
  • キットカット 紙パッケージ化

 ネスレ日本は2023年5月23日より、全国の中学生・高校生を対象としたオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」の提供を開始した。申込みは教育機関関係者限定。費用無料。

 子供たちが自分で未来・社会を切り開いていくための資質・能力を育んでいくために、教育現場では「総合的な学習(探究)の時間」が導入された。生徒自らが問いを立て、答えを見つけていく「探究学習」のテーマは、各学校の実態や生徒の興味・関心に基づいて選ばれるが、取り扱われることが多い「職業・キャリア」「国際交流」などのテーマについで、身近に起きている環境問題の中から課題を見つけるテーマも人気となっているという。

 ネスレ日本では、持続可能な社会づくりのため、ネスレが行っている活動を題材に、教育現場に出向いて授業を行うことにより「探究学習」を支援してきた。だが、地理的な制約や日程調整などで希望に沿えないことがあることから、今回新たにオンライン探究学習教材「ネスレ サステナビリティ プログラム」を開発した。

 「ネスレ サステナビリティ プログラム」は、食品飲料企業であるネスレの事例を通して、身の回りの課題について考えることができる探究学習教材。対象は中学生と高校生。コーヒーの「ネスカフェ」やチョコレートの「キットカット」など、日常生活のなかで身近に接する食品や飲料を題材にしていることが特徴。映像教材をヒントにワークシートを使って生徒ひとりひとりが課題や取組み方を整理し、グループワークで考えを共有・発表する主体的、協働的な学習を進めていくことができるという。

 授業で使う映像教材に加えて、教員向けの活用ガイド、学習指導案もセットとなっているため、学年ごとやクラスごとにいつでも最適なタイミングで活用できるとしている。

 申込受付開始は5月23日から。申込の対象は、中学校・高等学校の教育機関関係者。費用は無料。教材一式の内容は、約20分の映像教材、個人ワークシート、教員向け活用ガイド、学習指導案。申込みは、Webサイトより行う。

◆ネスレ サステナビリティ プログラム
申込受付:2023年5月23日(火)~
対象:中学校・高等学校の教育機関関係者
費用:無料
教材一式:①映像教材(約20分)②個人ワークシート③教員向け活用ガイド④学習指導案
申込方法:Webサイトより行う

《いろは》

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