Lentranceは2023年5月10日、学習用ICTプラットフォーム「Lentrance(レントランス)」に教育委員会や学校法人等、管理者向け機能の追加を発表した。この機能により、デジタル教科書等の利用状況やアカウント登録状況等を一元管理できるという。
文部科学省が推進しているGIGAスクール構想や、学習者用デジタル教科書普及促進事業によって、デジタル教科書・教材の利用がここ数年で急激に増加。急速な普及にともない、教育委員会や学校法人の管理者から所管する各学校の導入・利用状況を把握したいという声が高まっているという。
そこで「Lentrance」は、教育委員会や学校法人の管理者の負荷を低減し、デジタル教科書・教材をより有効に活用してもらうため、管理者向けの機能の提供を決定。新機能では、専用の管理画面から所管する各学校のアカウント管理や、デジタル教科書設定等の一元管理が可能。また、各学校のデジタル教科書の設定率や、全体の利用率等も把握できるようになるという。
「Lentrance」は、現在全国の2万7,000校で利用されているという。Lentranceは、今後も学習者を中心に据え、さまざまな学びの場で活用できることを重視した機能強化と、関連サービスの提供を進めていくとしている。