エレコムは大阪電気通信大学との産学連携プロジェクトとして開発した「はじめてのキーボードKEY PALETTO（キーパレット）」を、2023年5月中旬に発売する。有線や無線等、使用環境にあわせ選べる4タイプを用意。価格は3,780円～4,980円（税込）。
KEY PALETTOは、子供たちに「スムーズにタイピングができた」という経験をしてもらったうえで、楽しく学習に取り組んでほしいという思いから、エレコムと大阪電気通信大学が産学連携するプロジェクトにより開発された。
同製品には4つの特長がある。1つ目は初めてキーボードにふれる子供たちが楽しく使える設計。キーサイズは、子供の手の大きさにあわせた17mmピッチのコンパクト設計で、軽い力でも打つことができる新設計のメンブレン方式を採用。約10度の傾斜をつけられるキーボードスタンド搭載で、正しい指の位置が覚えやすくなる配色を施している。
2つ目は、間違いを防ぐキー印字やスイッチ機能等。アルファベットに不慣れな子供たちの混乱を防ぐため、Aはaと実際に入力される文字と同じ印字デザインにした他、使用頻度の低い機能を排除。無意識に有効にしてしまいやすいCapsLock機能をスイッチのON／OFFによって無効にする「CapsLock機能無効化スイッチ」を搭載している。
3つ目は、丈夫さ、紛失のしにくさ等の細かな配慮。キーのすき間にペンの先端や定規を差し込みにくく、いたずらにも強い構造と最大500万回の打鍵に耐えられる丈夫なキーを採用。本体裏面に名前記入スペースを設け紛失や取り間違えを防止する。またUSB無線タイプのレシーバーは見つけやすいオレンジ色を採用。単3形乾電池1本で約2年使える長寿命設計となる。
4つ目は子供たちが使いやすいユニークな工夫。ローマ字入力サポートカードや、メモ等を立てかけられる「カードスタンド」や、キーボードに貼ってキーの名前や読み方を覚えられる「よみがなシール」が付属。カードスタンドにあうオリジナルカードが作成できるテンプレートデータや、プログラム言語等の学習に便利なカードデータはWebサイトで無料で公開する。
Windows11／10・Crome OS対応Bluetoothタイプ「TK-FS10BMKBK」と、iOS16・iPadOS16対応Bluetoothタイプ「TK-FS10BMKIBK」は店頭実勢価格4,980円（税込）。USB2.4GHz無線タイプ「TK-FS10DMKBK」は4,480円（税込）、USB有線タイプ「TK-FS10UMKBK」は3,780円（税込）。Amazonやエレコムダイレクトショップで5月中旬より購入できる。
