青木製作所は2023年4月より、送迎用バス児童置き去り防止による安全装置「Safety Alarm」を販売する。安全装置設置の義務化に伴う、国土交通省のガイドラインに適合した製品となる。
今回の安全装置は、青木製作所による自動車部品製造やドライブレコーダー等、車載機の製造等のノウハウを生かし、製品化した。ヒューマンエラーの抑制、確認作業の記録と、確認を促すボイスアラーム、確認支援と監視の二重対策等ができる。
車内確認を促す警報は、ゆっくり・安心して確認作業が行えるボイスアラームとなる。確認動作に合わせ2段階の音声ガイダンスとして発話される。
確認支援モードの車内確認を促すボイスアラームは、車内後方の「解除スイッチ」を押した後、降車ドア付近の「緊急SOSボタン」を押すことで止まる、Wチェック機能を採用。車内後方スイッチ押下までの往路、降車ドア付近のボタン押下までの往復確認を促すことで、ヒューマンエラーを抑制するという。また、作業記録用カメラ搭載により、担当者の確認作業の意識向上と、記録を施設管理者等が確認できる。
監視モードは、緊急時によるSOSボタンで、瞬時に車両ホーンが鳴動する。置き去りの児童がいる場合、車両ホーンに連動する緊急SOSボタンを標準搭載している。価格はオープンだが、実勢予想価格13万2,000円(税込)。
◆Safety Alarm(セーフティーアラーム)
発売:2023年4月予定
品番:AMEX-DG-001
価格:オープン(実勢予想価格:税込132,000円 )
認定番号: A-020
装置の方式: 降車時確認式
車内警報の内容: 音声アラーム
車内警報の音量: 85dB