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電通大、情報理工学域に「デザイン思考」プログラム新設

 電気通信大学は2023年1月17日、4月から「デザイン思考・データサイエンス(D×2)」プログラムを新設することを発表した。2023年度は、情報理工学部I類(情報系)および大学院情報理工学研究科博士前期課程情報学専攻で学域15名、修士課程10名を募集する。

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 電気通信大学は2023年1月17日、4月から「デザイン思考・データサイエンス(D×2)」プログラムを新設することを発表した。2023年度は、情報理工学部I類(情報系)および大学院情報理工学研究科博士前期課程情報学専攻で学域15名、修士課程10名を募集する。

 ビジネスや研究の場においてビッグデータが爆発的に増え氾濫する中、これまでの経験的価値観だけで情報分析することは偶然に等しく、AIを使いこなしデータ分析することの重要性が高まっている。

 そこで、電気通信大学では工学教育にデザイン思考を取り入れた国内初となる教育プログラム「デザイン思考・データサイエンス(D×2)」を新設する。2023年4月から情報理工学域(学部)I類(情報系)および大学院情報理工学研究科博士前期課程情報学専攻に設置し、「AIを創り、AIを使いこなし、AIを超えた次世代の人材(共創進化スマート社会創造人材)」のトップ人材を養成する。

 プログラムは、「問題解決能力の育成」「シミュレーション能力の修得」「因果推論能力の修得」の3本柱で、演習・実習を重視した教育を実施する。たとえば、Kaggle社の機械学習競技会で最高位となるGrandmasterによる講義や、連携企業で実際に蓄積されているビッグデータを教材とした課題解決、第1級データサイエンティストによるブートキャンプ、国内外へのインターンシップ等。

 初年度の定員は、学域(学部)15名、修士課程10名。2024年度以降に、定員の拡大を予定している。新設プログラムについての問合せは、電気通信大学 学務部教務課にて受け付ける。

《川端珠紀》

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