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日本RPA協会、岩崎学園情報科学にRPAカリキュラム試験導入

 日本RPA協会は2022年12月~2023年1月中旬にかけて、LX人材育成事業の一環として、岩崎学園情報科学専門学校へRPAカリキュラムを提供。学生たちのデジタルリテラシーの意識向上へと繋げた。

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 日本RPA協会は2022年12月~2023年1月中旬にかけて、LX人材育成事業の一環として、岩崎学園情報科学専門学校へRPAカリキュラムを提供。学生たちのデジタルリテラシーの意識向上へと繋げた。

 RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)とは、人間がパソコン上で対応している作業を、ロボットで自動化する取組み。日本RPA協会のLX人材育成部会では、デジテクノロジーを事業に取り込み、活用できる人材の育成を進めており、その一環として、地域で活躍する人材を育成する専門学校に注目。岩崎学園情報科学専門学校へ、RPAカリキュラムを試験導入という形で提供する運びとなった。

 今回実施されたカリキュラムのおもな内容は、企業内のRPAの活用事例や活用の経験談を通じて、RPAが必要とされる背景や課題を理解する「RPA概論」や、RPAツールを実際に体感しながらRPAの技術的な特徴を理解する「ハンズオン」、RPA活用する際の基本的な方法論を理解して、業務の中でRPAを活用するイメージを醸成する「実践知識」等。

 参加した学生からは、「さまざまな作業を手打ちせず済むので、非常に便利だと感じた」「社会人になったのち今回学んだことを生かせれば、仕事周りも効率よく業務ができるとイメージをつかめた」等の感想が寄せられた。

 LX人材育成部会では、今回の試験導入の結果を受けて、2023年後期の正式カリキュラム提供に向け、内容の改善やサポートサービスの設計・開発等を行うとしている。

《木村 薫》

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