東京都私立学校審議会は2023年1月18日、東京都知事あてに私立学校の設置等に関する5件の答申を行った。東京トランスナショナル日本語学校が学校廃止する他、国際デュアルビジネス専門学校が医療・医薬学科を廃止する等、5件の答申が出され、認可された。
東京都私立学校審議会は、私立学校法第9条により設置されている知事の諮問機関。私立学校の設置、廃止、学校法人の設立認可等について審議するとともに、私立学校に関する重要事項を知事に建議することができる。
2022年度第9回東京都私立学校審議会(第822回)で答申が出されたのは、寄附行為1件、設置者変更1件、目的変更1件、法人解散1件、学校廃止1件の計5件。各事項について、許可が適当と認められた。
学校を廃止するのは、大田区にある東京トランスナショナル日本語学校。山本国際学園が設置する各種学校で、学校運営の継続困難を理由としている。また、国際デュアルビジネス専門学校は、高村育英会が設置する専修学校で、医療・医薬学科を廃止する。
幼稚園関係では、世田谷区の世田谷聖母幼稚園が設置者を変更している。