教育機関向けSaaS型業務管理システム「SchooLynk Contact(スクーリンクコンタクト)」を展開する「Doorkel」は2023年1月18日、プレAでニッセイ・キャピタルをリード投資家に池森ベンチャーサポートから第三者割当増資を実施したことを発表した。
Doorkel(ドアケル)は、「きっかけのインフラを社会実装する」をミッションに掲げ、大学や専門学校等の募集広報をDXするクラウド型のマーケティングシステム「SchooLynk Contact」を開発・提供。2020年2月のサービス開始以降、国立大学や著名私立大学、専門学校グループ等、250校以上の教育機関が導入し、広報活動に利用しているという。
今回の資金調達の目的は大きく2つ。1つ目は、サービス内容の拡大(大学・専門学校・大学院)に向けた機能開発。新機能では、入金管理機能や保護者コミュニケーション機能、求人情報マッチング機能等を計画している。
2つ目は、サービス対象の拡大(学習塾・社会人向け資格取得学校・語学スクール等の民間領域)に向けた機能開発。マーケティングオートメーション機能や潜在顧客データ管理機能、保護者コミュニケーション機能を提供し、人材リソース不足の解決に貢献する。
SchooLynk Contact導入校で学ぼうと考えている学生は、資料請求、入試関連情報の受け取り、オープンキャンパス予約・参加、AOエントリー・出願といった一連の流れをすべてオンライン上で完結できる。さらに個々の興味関心に応じた情報をSNSを通じて受け取ることができ、より学生に寄り添った新たな進路選択体験が可能になるという。
Doorkelは「現在、複数の追加機能の開発を進めている」としている。