東京都と東京大学大学院教育学研究科は2022年12月19日、幼児教育・保育に関する協定を締結した。子供の最善の利益という観点から幼児教育・保育の質を高め、相互に連携・協力しながら発展させることを目的に、さまざまな連携を図る。
東京大学大学院教育学研究科は、幼児教育・保育の振興に関する調査研究を推進するための国際政策研究拠点「発達保育実践政策学センター(Cedep)」を附属組織として設置し、国内外の研究者や研究機関、子育てや保育・教育を実践する人々やその団体、実践のための制度に関わる国や自治体と連携しながら、子供子育ての課題を協創探究し、解決の道筋を国際的に発信している。
今回、東京都と東京大学大学院教育学研究科は、都が進める「『未来の東京』戦略」の推進事業の一環として協定を締結。今後、幼児教育・保育の質の向上に係る知見の提供や、幼児教育・保育に係る研究活動の推進等に関して連携して進めていく。
12月19日には東京大学本郷地区キャンパスにて、東京大学大学院教育学研究科長・小玉重夫氏と東京都子供政策連携室長・山下聡氏が出席し協定締結式が執り行われた。