中央大学教育力研究開発機構は2022年12月12日、デジタル技術を活用した授業方法や実践例等をまとめた「これからの授業デザイン・実践ハンドブック」を学外へ公開することを発表した。メディア授業の60単位制限等もわかりやすく解説している。
中央大学は2022年11月、デジタル技術の高度化と進展に適切に対応し、学修者本位の教育を実現するため、高度で先進的な教育の推進を目指し「中央大学の授業におけるデジタル技術活用の方針」を策定。この方針のもとに、教員がデジタル技術を活用し学生の主体的な学びを促す教育を行えるよう同ハンドブックを作成したという。
ハンドブックでは、法令で定められている「メディア授業」の60単位制限や、遠隔授業・ブレンド型授業をデザインするためのポイントをわかりやすく解説。ハイフレックス型やライブ型等、授業形態ごとのメリット・デメリットや授業設計ポイントの他、学内の教員による実際の「グッドプラクティス」をもとに、明日から実践できる9事例を掲載。全27ページにわたり、コラムや解説も交え、読みやすく構成されている。
「これからの授業デザイン・実践ハンドブック」は中央大学Webサイトから、PDFでダウンロードできる。