経済産業省は2022年12月7日、「未来の教室」実証事業のテーマE「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」の公募において、追加採択した4事業者を発表した。採択事業者はあわせて9事業者となる。
「未来の教室」は、デジタル技術を活用した新たな教育プログラム開発や学習環境構築等を実証するための経済産業省の事業。「学びのSTEAM化」「学びの自律化・個別最適化」「新しい学習基盤づくり」の3つの柱を掲げ、9つの課題と対するアクションを提言している。
2022年度「未来の教室」実証事業では8月5日から9月5日の期間、民間事業者やNPO等を対象に「多様な個性・才能・創造性を開花させ育むサードプレイス」に関するテーマEを公募。家庭・学校につぐ第三の場所「サードプレイス」の創出・進化等を目指す事例提案を募り、9月30日に第一次採択結果として、クロスフィールズ、ウィルドア、エイチラボ、角川ドワンゴ学園、学研プラスの5事業者の採択を発表した。
今回、追加の採択結果を発表。Kids Code Club、steAm、SOMA、山のむこうの4事業者を追加採択し、計9事業者を採択した。この内、Kids Code Clubは、あらゆる家庭環境の子供に開かれたピア・ラーニング型「放課後プログラミングクラブ」のチュートリアルパッケージの開発実証を提言。steAmは、図書館におけるSTEAM Playground構築&Makers育成プロジェクトを進める。
各事業者の実証内容は経済産業省Webサイト「未来の教室」にて確認できる。