創立100周年を迎えた自由学園は、「学校」の存在意義について議論を深め、これからの学校や教育がどうあるべきかを考えるべく、2022年11月26日午後2時より自由学園記念講堂にて公開シンポジウムを開催する。参加費は無料。定員は300名。
2021年に創立100周年を迎えた自由学園は、記念事業として初の通史「自由学園一〇〇年史」を刊行。10年におよぶ編纂作業は、創立の理念の再確認をしつつ100年間の教育活動の歴史、時代の変化による変遷等を振り返り、自己検証する機会となったという。それを基盤とし、現在は次の100年に向けて学校改革に取り組んでいる。
シンポジウムでは、国内外の教育事情に詳しい識者をコーディネーターに迎え、オルタナティブスクール、持続可能な開発のための教育(ESD)の研究者、2022年に学校を開校した実践者に自由学園学園長が加わり、現代社会における教育の役割や学校の可能性について話しあう。
今、新しい私立学校の設立が相次いでいるが、「学校をつくる」ことにはどのような意味があるのか。さらに、「学校を続ける」また「生かす」とは、どのようなことなのか。紅葉の始まっている南沢キャンパス内の自由学園記念講堂にて、理想と現実、経営と実践内容、時代等をキーワードに、これからの学校、これからの教育について話しあう。同学園は多くの人々の参加を呼びかけている。
◆公開シンポジウム「学校をつくる」ってなんだろう―つくる・続ける・活かすー
日時:2022年11月26日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場:自由学園記念講堂(東京都東久留米市学園町1-8-15)
参加料:無料
定員:300名(会場の収容人数は約1,000人)
申込方法:自由学園Webページより申し込む