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子供の声を聴く「ベネッセこども基金MeetUp」11/19

 ベネッセこども基金は2022年11月19日、オンラインイベント「子どもの声を聴くってどういうこと? 子どもの権利と子どもアドボカシー」を開催する。子供の声を聴き、子供の意見を尊重する姿勢や方法を学ぶ。参加無料。参加者を募集する。

イベント 学習者
子どもの声を聴くってどういうこと? 子どもの権利と子どもアドボカシー
  • 子どもの声を聴くってどういうこと? 子どもの権利と子どもアドボカシー
  • 西崎萌氏(セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン)
  • 渡辺清美氏(子どもの声からはじめよう)
  • なおと氏(子どもの声からはじめよう) 

 ベネッセこども基金は2022年11月19日、オンラインイベント「子どもの声を聴くってどういうこと? 子どもの権利と子どもアドボカシー」を開催する。子供の声を聴き、子供の意見を尊重する姿勢や方法を学ぶ。参加無料。参加者を募集する。

 最近「子どもの権利」という言葉や「子どもの声を聴く」というフレーズをよく耳にするようになった。2022年6月には「こども基本法」が成立し、2023年4月からは「こども家庭庁」が始動する。「子どもの権利」とは、すべての子供が自分らしく、健康的に、安心して、豊かに過ごすために必要な権利のこと。そのために国がすべきことをまとめた「子どもの権利条約」には、日本も1994年に批准している。しかし、約30年経った今でも、「子どもの権利」は大人たちにあまり知られていないという。

 国際的NGO「セーブ・ザ・チルドレン」の調査によると、「内容までよく知っている」教員は約5人に1人(21.6%)で、「まったく知らない」と「名前だけ知っている」教員は、あわせて3割(30.0%)にのぼる。具体的な取組み等については、「特に何もしていない」教員は、約半数(47.0%)だった。

 また、コロナ禍では、子供の自殺が過去最多となった。理由のひとつに、子供たちに関する決定の多くを、大人たちだけでしてきてしまったことがあげられている。「子どもの権利」では、常に子供の最善の利益を考え、子供の視点で、誰ひとり取り残さずに、健やかな成長を社会全体で後押しすることが求められているという。

 ベネッセこども基金は、「ベネッセこども基金MeetUp」と題して、子供たちを取り巻く社会課題を発信し、多様な関わりを増やし、解決策について一緒に考えていくイベントを定期的に開催している。今回は、オンラインイベント「子どもの声を聴くってどういうこと? 子どもの権利と子どもアドボカシー」を行う。

 イベントは、第1部の基調講演と第2部のディスカッションを行う。第1部では、「子どもの権利/子どもアドボカシーについて」と題して、「子どもの権利や子どもの声を聴くことがなぜ必要なのか」(仮)をテーマにセーブ・ザ・チルドレンで長年「子どもの権利」の政策提言に取り組んできた西崎萌氏と、「子どもの声を聴くとは?海外や先行自治体の事例紹介」(仮)をテーマに子どもの声からはじめようの渡辺清美氏が話す。

 第2部では、西崎萌氏、渡辺清美氏と、子どもの声からはじめようのなおと氏、ベネッセこども基金の青木智宏氏を加えディスカッションを行う。質疑応答もある。

 視聴はZoomミーティングを利用する。参加費無料。申込みはWebサイトのPeatixより受け付ける。リアルタイムで参加できない場合でも、申込者にアーカイブ動画を公開した際にPeatix経由で連絡する。

◆子どもの声を聴くってどういうこと? 子どもの権利と子どもアドボカシー
日時:2022年11月19日(土)16:00~17:45(開場15:50)
会場:オンライン(Zoomミーティング)
対象:誰でも
参加費:無料
申込方法:WebサイトPeatixから申し込む

《大田芳恵》

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