大阪経済大学と大阪電気通信大学は2025年6月9日、大学間連携に関する協定を締結する。協定を機にそれぞれの強みを生かし、授業科目の共同開発や相互履修・単位互換、共同研究、学生の交流プログラムなど、異分野の知見が掛け合わさることでしか生まれない、新たな価値の創出を目指す。
締結式は6月9日午後4時から、大阪電気通信大学寝屋川キャンパスのOECUイノベーションスクエア コンベンションホールで行われる。当日は、大阪電気通信大学の塩田邦成学長、大阪経済大学の山本俊一郎学長があいさつし、協定書署名および交換する予定。
今回の大学間連携に関する協定の締結により、大阪経済大学の経済・経営領域を中心とした「実践知」と、大阪電気通信大学の工学・情報・医療・ゲーム領域の「実践知」を融合し、学びの領域を超えた知の共創が関西から始まることになる。協定では「知と知をつなぐ」をキーワードに、文理の枠を超えた「越境型教育プログラム」を構想しており、デジタル時代に求められる「複眼的視野」と「課題解決力」を備えた人材の育成を目指す。
大阪経済大学は、経済学部、経営学部、情報社会学部、人間科学部、国際共創学部を有し、在籍者数は8,089名（2025年5月1日現在）。一方、大阪電気通信大学は、工学部、情報通信工学部、建築・デザイン学部、健康情報学部、総合情報学部を有し、在籍者数は5,758名（2025年5月1日現在）。2026年4月には、総合情報学部にデジタルゲーム学科（仮称・設置届出中）が設置される予定。
