科学技術振興機構（JST）は2023年12月8日～10日、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の力を競う「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」をアクリエひめじにて開催する。
JSTは、科学好きの裾野を広げるとともに、次世代の科学技術イノベーションの創出を担う優れた人材の育成を目的として、全国の中学生が都道府県を代表して科学の力を競う「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」を開催する。大会は、兵庫県、兵庫県教育委員会、姫路市との共催で、文部科学省などの協力を得て開催する。
変化の激しい知識基盤社会を迎え、中学校教育においても科学的リテラシーの醸成が重要視されているが、その一方で、学力・学習状況調査を通じた中学段階での生徒の「理科離れ」や、科学好きの生徒が切磋琢磨し評価される場の不足が指摘されている。このような状況を踏まえ、全国の中学生が科学と実生活・実社会との関連に気付き、科学を学ぶことの意義や楽しさを実感できる場として「科学の甲子園ジュニア全国大会」を実施する。
2023年度は、6月3日の長野県での実施を皮切りに都道府県大会が行われている。全国大会では、各教育委員会が実施する都道府県大会で選出された47の代表チームが、理科や数学などの複数分野にわたる「筆記競技」と「実技競技」に取り組み、総合点を競いあう。
全国大会では、12月8日に開会式、オリエンテーションを行い、12月9日に筆記競技、実技競技、フェアウェルパーティーを実施。12月10日は協働パートナーなどによるブース展示、表彰式を開催する予定。
◆第11回科学の甲子園ジュニア全国大会
日程：
2023年12月8日（金）開会式、オリエンテーション
2023年12月9日（土）筆記競技、実技競技、フェアウェルパーティー
2023年12月10日（日）協働パートナーなどによるブース展示、表彰式
会場：アクリエひめじ（姫路市文化コンベンションセンター）（兵庫県姫路市神屋町143番地1）
対象：都道府県大会で選抜された中学生チーム
