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国別ドメインポスター2種…教育機関に無償配布11/6締切

 日本レジストリサービス(JPRS)は2022年10月5日、インターネットの国別トップレベルドメインを楽しく学べるポスター「世界ドメイン学習帳」「旅するドメイン」を全国の中高校等の教育機関を対象に無償配布を開始した。申込みはメールで受け付ける。

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 日本レジストリサービス(JPRS)は2022年10月5日、インターネットの国別トップレベルドメインを楽しく学べるポスター「世界ドメイン学習帳」「旅するドメイン」を全国の中高校等の教育機関を対象に無償配布を開始した。申込みはメールで受け付ける。

 今やインターネットの利用は、若年層でも至極当然となったが、その基盤を支えるドメイン名やDNS(Domain Name System)について知る機会や、ccTLD(Country Code Top Level Domain)を学ぶための教材は十分ではない。

 JPRSでは、2019年から同様のポスターを全国の教育機関に配布する活動を行っており、これまでに280を超える教育機関に約1万3,000枚のポスターを配布。2021年のアンケート調査では、授業やパソコン室での掲示等を行い、インターネット関連教育に「役立った」とする回答が82.6%にのぼり高い評価を得ているという。

 この取組みは、生徒たちが日常的に利用していながら、普段あまり意識することのないドメイン名について、ポスターというツールを用いて理解を深めてもらうことを目的に実施。活用例としては、中学校の「技術(情報分野)」「社会」、高校の「情報」「地理歴史」の教材としての活用の他、インターネット教育の一環として学年全体へ配布したり、インターネット関連の部活動での配布等を想定している。

 今年新たに制作された「世界ドメイン学習帳」は、国別トップレベルドメイン(ccTLD)を世界地図上に配置したポスターで、「ccTLDはどうやって割り当てられる?」「Webサイトのアドレスバーでよく見かける鍵マーク」等のインターネットを学べるコラムが付属。ポスターサイズは縦728mm×横1,030mmで、十六つ折り(縦182mm×横257mm)にて発送する。2021年に制作・配布された「旅するドメイン」は国・地域のエピソードと写真を掲載。ポスターサイズは縦514mm×横784mmで、八つ折り(縦257mm×横196mm)にて発送する。

 締切は11月6日。申込みはメールまたはFAXで受け付ける。ポスターはJPRSのWebサイトにてPDF形式でもダウンロード・閲覧が可能。あわせて国・地域名を記入することでccTLDに対応させながら世界の地理についても学べる「国名・地域名記入欄」も掲載している。

《川端珠紀》

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