2022年11月1日～11日の期間中8日間の日程で「オンラインラーニングフォーラム2022」が開催される。会期中は約150講演を無料ライブ配信。今回は「教育分野におけるメタバース」についての講演を紹介する。
オンラインラーニングフォーラムは、eラーニングをはじめとするオンライン教育・研修を取り巻く現状と未来を、豊富な事例とともに紹介・発表・議論する国内唯一の総合フォーラム。今回は、インターネットの進化形として大きな注目を集める「メタバース」に焦点をあてる。
教育分野でさまざまな応用が期待されている「メタバース」に関する講演では、 メタバースやXR（AR・MR・VR）の基本概念から最新動向、教育への応用事例、将来展望まで詳しく紹介する。
まず11月2日は「XR・メタバースと教育の未来」をテーマに、XR・メタバースサービスを早々と立ち上げたWARKが解説。当日はサービス紹介だけでなく、XR・メタバースの最新動向も交えてWARKのラーニングコンテンツ制作研究所主任研究員の横江功司氏が登壇する。同講演は11月9日にも実施される。
11月4日は「教育DXを加速する"メタバース"の応用」をテーマに、大阪工業大学情報科学部准教授の矢野浩二朗氏が登壇。メタバースの基本概念について、VRとの違い等を解説するとともに、国内外のメタバース教育の実践例と現場導入のコツを紹介する。
また同日、イマクリエイト代表取締役CEOの山本彰洋氏が「仮想空間を利用した身体性を伴う次世代のeラーニング」と題して、VRやメタバースが普及した未来像、人の動きを保存・活用する事例、身体性をともなう次世代のeラーニングについて紹介。さらに、「VR空間を語学教室にーVRを活用した中国語教育の実践ー」をテーマに沖縄大学人文学部教授の渡邉ゆきこ氏が登壇。遠隔授業でも楽しく学べるVR空間での語学授業を提案する。
11月5日は、北海道医療大学が「AIロボットやVRを使ってヘルスケア・データサイエンス教育を推進」をテーマに、同大の数理データサイエンスAI教育プログラムのノウハウを紹介。プログラムでは学ぶ側も導く側もわくわくしながら、深層学習やAIを学べるようにして、ヘルスケアDXを支える人材育成を目指している。
11月8日は、「eラーニングの未来～AI、メタバース等による人材育成の革新と未来像～」と題し、KIYOラーニング代表取締役社長の綾部貴淑氏が登壇。AIやメタバース等の新技術を活用した人材育成の未来像を紹介する。eラーニングを活用中または活用を検討している企業は必見の内容。
11月11日は、「現場担当者で『作る・触れる・わかる・教える』eラーニング動画！」と題し、4COLORS代表取締役社長の加山緑郎氏が登壇。大手キャリアの自己完結型のマニュアル成功例の他、LIXIL社が大量の商品知識を社員・代理店パートナーに効率良く学ばせ5,000本以上の動画を作り全国に広まった成功ストーリーも紹介する。
「オンラインラーニングフォーラム2022」は、11月1～2日・4～5日・8～11日の8日間にリアルとオンラインのハイブリッド形式で開催する。参加無料、事前申込制。申込みは会員登録後、オンラインラーニングフォーラム2022のWebサイトから受け付ける。
◆オンラインラーニングフォーラム2022
会期：2022年11月1日（火）・2日（水）・4日（金）・5日（土）・8日（火）～11日（金）
時間：各日9:30～18:20
会場：オンライン配信（式典・講演の一部を御茶ノ水ソラシティカンファレンスセンターにてリアル開催＋ライブ配信）
参加費：無料
参加方法：Webサイトから会員登録後、申し込む
