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私大職員、情報科研究オンライン講習会11/15-16

 私立大学情報教育協会は2022年11月15日と16日、私立大学・短期大学の職員を対象に、大学DX化に向けた取組みを考える「情報科研究講習会」をオンライン開催する。1日コース・2日コースのいずれかを選択して申し込む。加盟校は1日コース1人1万円。

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大学職員 情報科研究講習会
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 私立大学情報教育協会は2022年11月15日と16日、私立大学・短期大学の職員を対象に、大学DX化に向けた取組みを考える「情報科研究講習会」をオンライン開催する。1日コース・2日コースのいずれかを選択して申し込む。加盟校は1日コース1人1万円。

 文部科学省は2020年1月、大学教育の質保証を大学の責任において管理運営するよう「教学マネジメント指針」を取りまとめた。各大学では、学生自身が学修成果を説明できる「学修者本位の教育の実現」に向けた教学マネジメントの構築が急がれる中、ICTを駆使した教育改革DX、学生支援改革DX、業務改革DXを着実に実行していくことが課題となっている。

 そこで今回の研究講習会では、DX化への取組み情報の提供に加え、フリーディスカッションを行う「1日コース」と、大学改革を目指したDXの構想案を提案するグループ討議の「2日コース」にわけて、DXへの取組みと課題について理解の深化を図る。受講対象者は、私立大学・短期大学に所属する職員または、賛助会員企業の社員(1日コースのみ)。

 両コース共通で実施する「情報提供」では、「学修者本位の教育の実現」に向けたLMSと学修データ統合システム、スマートキャンパス構想、RPA(Robotic Process Automation)、サイバー攻撃のリスクとセキュリティ対策の基礎知識等、DX化への取組みを紹介する。

 1日コースのフリーディスカッションは、部門・大学規模等を参考にグループを分け、情報提供で関心のある課題について各参加者から感想・意見を受け、自由な討議の場を設定する。

 2日コースのグループ討議は、「教育改革に向けたDX」「学生支援改革に向けたDX」「業務改革に向けたDX」について、具体的な課題を絞り、解決策の構想をWeb掲示板に掲載。掲示板の意見を踏まえて、解決策の実現可能性を含めて構想を取りまとめオンラインで発表し意見交換を行う。また、事後研修として11月30日までに、グループ討議の成果・本講習会に参加して獲得したこと・今後ICTをどのように業務に生かしていくか等についてレポート(Web回答)を提出する。

 参加費は、1日コースが加盟校1名につき1万円 (非加盟校1名2万円)、2日コースが加盟校1名につき1万5,000円(非加盟校1名3万円)。支払いは11月7日までに、私立大学情報教育協会が指定する銀行口座へ振り込む。当日のZoomURLは講習会当日の1週間前にメールで送付する。なお、ZoomURL送付後にキャンセルする場合は、参加費は返金されない。

 申込みは、私立大学情報教育協会のWebサイトに掲載の申込書に必要事項を記入のうえ、FAXまたはメール添付にて申し込む。申込締切は11月8日。ただし、定員に余裕があれば受け付ける。講習資料は、Zoom専用ページへ掲載する。

◆大学職員 情報科研究講習会
会場:オンライン(Zoom)
対象:私立大学・短期大学に所属する職員/賛助会員企業の社員(1日コースのみ)
申込方法:Webサイトの申込書に記入し、FAXまたはメール添付する
申込締切:2022年11月8日(火)
※参加費は2022年11月7日(月)までに指定口座へ振り込む
※ZoomURLは講習会の1週間前にメール送付する
※ZoomURL送付後のキャンセルは参加費の返金はしない
【1日コース】情報提供とフリーディスカッション
日時:2022年11月15日(火)9:30~15:30
参加費:加盟校1名1万円 (非加盟校1名2万円)
【2日コース】情報提供とグループ討議
日時:2022年11月15日(火)9:30~17:00・16日(水)9:30~17:00
参加費:加盟校1名1万5,000円(非加盟校1名3万円)


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