金融知力普及協会は2022年8月30日、官公庁や民間企業が提供している金融教育支援プログラムのリンクを同協会運営のWebサイト「エコノミクス甲子園」内で公開した。教員に活用してもらうため、教材配布や講師派遣等、多様な種類のプログラムを集約している。
2022年度から高校家庭科で金融教育が始まり、授業で活用できる教材の配布、専門知識をもった講師の派遣、教員向けの指導マニュアル等、学習指導要領に応じたさまざまなプログラムが各機関から提供されている。今回公開したリンク集では、各機関から提供されているプログラムを1つのページに集約し、運営主体・プログラム名・リンク先・概要・種類・価格の6項目を表にして掲載しており、一目で内容を把握することができる。
8月30日時点で掲載されているプログラムは、金融庁「高校向け 金融経済教育指導教材の公表について」、育て上げネット・新生銀行グループの金銭基礎教育プログラム「MoneyConnection」、大日本印刷・みずほ銀行「高校生向け金融教育の出張授業サービス」、野村證券「金融教育プログラム」、プロミス・SMBCコンシューマーファイナンス「PROMISE 金融経済教育セミナー」、クレディセゾン「出張授業 SAISON TEACHER」、FINATEXTホールディングス「かぶポン!」、メルカリ「mercari education」、農林中金バリューインベストメンツ「金融教育教材の無償提供」の9プログラム。
金融知力普及協会は2002年の設立以来、生きていくうえで必要なお金の知識「金融知力」を身に付けるための教育イベントや、高校生の金融知力の向上を目指すために、金融や経済の知識が問われるクイズの全国大会「エコノミクス甲子園」を開催。今回、エコノミクス甲子園のWebサイトで公開したリンク集への掲載を希望する場合は、問合わせフォームから申し込むことができる。