iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。
今回のゲストは、千葉県立市川工業高等学校電気科の皆森浩奈先生。「初任者の強い味方 電子黒板の活用」と題して、7月6日に1回完結(Vol.324)で公開した。
皆森先生は、千葉県立市川工業高等学校在学中から片岡伸一先生のもと、iPadやPCでの創作活動に親しみ、校内の大規模Wi-Fiネットワークの構築にも携わる。大学では経営や情報システム的な思考を学校教育に取り入れ、それを活用できる教員を目指して研究。2022年度から千葉県の教諭として採用され現職。
プレゼンテーションでは、電子黒板を中心にICT機器を活用した授業実践について紹介。皆森先生が授業を行ううえで欠かせないという大型電子黒板、Apple TV、ホワイトボード(普通の黒板)、教員用iPad、生徒のBYOD端末等の教具を使い分け、初任者でも飽きさせない工夫をしているという授業について語る。また、授業で使用した動画教材やカラーのスライド資料をクラウドで共有し、生徒が自ら学べる環境を整えているようすも伝える。
番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」を紹介する。
番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに324回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。
◆iTeachers TV【Vol.324】千葉県立市川工業高等学校の皆森浩奈先生
「初任者の強い味方 電子黒板の活用」