私立大学情報教育協会は2022年6月30日、データサイエンス・AI授業実践研究ワークショップをオンライン開催する。第1回は、文系の学生がデータサイエンスを学ぶ意義と動機について考える。参加費無料。 数理・データサイエンス・AIの全学教育必修化が求められている中、教育プログラムの内容や教材開発に向けて、具体的な授業設計の検討を進めている大学は多いと推察される。私立大学情報教育協会は、データサイエンス・AIを体感する授業構成や、学生に興味・関心をもたせる授業の内容と工夫等について、関係教員と意見交流を行い、理解の促進を目指すことを目的に、ワークショップを設定。大学教員等を対象に初開催する。 第1回のワークショップでは、大阪公立大学研究推進機構特任教授、成城大学非常勤講師の辻智氏が、「文系学生に配慮したデータサイエンス教育を考える」と題した講演を行う。文系学生がデータサイエンスを学ぶと何がよいのか、また学生に興味・関心をもたせ主体的な学習にするためのCloudやWebを活用した工夫等を紹介する。 また、講演後には30分程度の意見交換の時間を設け、講師への質問や授業での課題、今後の計画等を議論する。 募集定員は300名程度。申込用紙に必要事項を記入し、事務局までFAXまたはメール添付で送付する。申込用紙はWebサイトよりダウンロードすることができる。申込締切は6月24日。 8月4日には、第2回ワークショップ「文系学生向けデータサイエンス授業の実践事例紹介」が予定されている。また、ワークショップ開催後は、Slackを利用した意見交換の継続を予定している。◆第1回データサイエンス・AI授業実践研究ワークショップ日時:2022年6月30日(木)17:00~18:30会場:Zoom会議室対象:数理・データサイエンス・AI教育に取り組んでいる大学・短期大学の教員募集人数:300名程度参加費:無料締切:2022年6月24日(金)申込方法:申込用紙に必要事項を記入し、事務局までFAXまたはメール添付で送付する※申込用紙はWebサイトよりダウンロード可