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カタリバ、不登校支援の活動報告会4/18

 カタリバは、不登校支援DXプログラムの取組みの現場から見えてきた成果と課題について語る報告会を2022年4月18日にオンラインで開催する。参加費は無料。

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不登校・長期欠席者29万人時代に、必要とされる支援とは?不登校支援DXプログラム活動報告会
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  • プログラム参加者への調査
  • room-K
 カタリバは、不登校支援DXプログラムの取組みの現場から見えてきた成果と課題について語る報告会を2022年4月18日にオンラインで開催する。参加費は無料。

 文部科学省の2020年度調査によると、日本の小中学校では不登校の児童生徒をふくむ「長期欠席者」の数が、過去最多の28万7,747人にのぼることが明らかになった。また、不登校になりやすいタイミングの1つとして、夏休みやゴールデンウィーク等の長期休み明けであることが知られている。

 カタリバは2015年より、学校生活や登校することに困難を抱えている小中高生を対象に、家庭訪問や居場所の提供、学習支援等のサポートを行ってきた。2021年度からは、学校に行かれていない子供のためのオンライン学び場「room-K」や、不登校の子供をもつ保護者が悩みをオンラインで相談できる窓口を立ち上げる等、オンラインでひとりひとりに合わせた学びの形を提案する不登校支援プログラムを行っている。

 不登校支援プログラムの参加者のうち、54.1%が1年以上不登校状態でサービスの利用を開始した。プログラムへの参加を通じて平均83%の児童生徒が週1回以上学びの場に参加し続けられるようになったという。プログラムに参加した子供の保護者からは、「メンターとの作戦会議を経験して、学校でも担任や教科担任にわからないことを積極的に聞けるようになった」「時間になると積極的に参加。空き時間で学校の学習を進んでおこなうようになり、自宅学習のリズムをつかめている」等、子供に前向きな変化がみられるようになったという声が届いている。

 これまでの不登校支援の取組みから見えてきたこと、そして今後の支援について考える活動報告会を4月18日に開催する。報告会は、カタリバ代表理事によるトレンドスピーチ「不登校のいま」の他、同プログラムに参加している不登校の子供をもつ保護者も登壇。不登校の子供ひとりひとりに合わせた新しい学びの形について考える。

◆不登校・長期欠席者29万人時代に、必要とされる支援とは?不登校支援DXプログラム活動報告会
日時:2022年4月18日(月)19:30~21:15
会場:オンライン(Zoomを予定)
対象:教育関係者、不登校の子供がいる保護者、報道関係者
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む
《工藤めぐみ》

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