科学技術振興機構(JST)は2022年3月に開催予定の「第11回科学の甲子園全国大会」について、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、開催形式を変更すると発表した。各都道府県の会場で筆記競技のみを行う。 2022年3月18日から20日に茨城県つくば市にて開催予定だった「第11回科学の甲子園全国大会」。3月19日に各都道府県会場で分散開催となることが決定した。 当初、同大会では、全国の代表チームが会場に集合し、筆記と実技の競技を行う予定であった。しかし新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮して、分散開催とし、筆記競技のみを行う。 競技は、通常の全国大会同様、公正性担保のために各会場に競技監督者を配置。優秀な成績を収めたチームには、文部科学大臣賞以下企業賞等が授与される。 同大会では、予選となる各教育委員会が実施した都道府県大会にて選出された47の代表チームが理科、数学、情報における複数分野の筆記競技を行い、総合点を競い合う。今回都道府県大会には、総計666校、7,725人の生徒が参加した。◆第11回科学の甲子園全国大会日時:2022年3月19日(土)開会式、筆記競技2022年4月25日(月)表彰式会場:各都道府県会場