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インクルーシブ教育、三者特別対談2/17…共生社会の実現

 デコボコベースは2022年2月17日、柿の実学園×Sukasuka-ippo×デコボコベースの3者による特別対談「共生社会の実現に向けて、すべての人に知ってほしいインクルーシブ教育」を開催する。

イベント 教員
特別三者対談企画「共生社会の実現に向けて、すべての人に知ってほしいインクルーシブ教育」
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 デコボコベースは2022年2月17日、柿の実学園×Sukasuka-ippo×デコボコベースの3者による特別対談「共生社会の実現に向けて、すべての人に知ってほしいインクルーシブ教育」を開催する。共生社会の実現に向けて最前線で活躍される3方のコラボレーションは、今回が初となる。

 「共生社会」とは、これまで必ずしも十分に社会参加できるような環境になかった障害者等が、積極的に参加・貢献していくことができる社会のこと。文部科学省においても、このような社会を目指すことは積極的に取り組むべき重要な課題である、と位置付けている。しかし、現実社会では障害の有無による分断はまだまだ生じており、「障害のある人に対してどう接していいかわからない」という人が多いのも実情だ。

 デコボコベースは、「凸凹が活きる社会を創る。」をビジョンに2014年より、発達障害の特性による困りごとを抱える人を主として社会的自立に向けた支援を行ってきた。今回、共生社会に向けた「インクルーシブ教育」を積極的に行っている柿の実学園とsukasuka-ippoと共に、より多くの人に「共生社会の実現に向けて、障害の有無に関係なく何ができるのか」を考えてもらうきっかけを提供したいと、同対談が企画された。

 インクルーシブ教育とは、「障害のある者と障害のない者が共に学ぶ仕組み」であり、通常級と障害児の子供たちが直接まじわることで、障害のある子供のスキルが上がり、学びや刺激になるといったポジティブな面がある。また、健常児が障害児と過ごすことにより、「あいつは障害があるからおかしい」ではなく、「小さいころにこういう子もいたよ」という価値観が当たり前になる社会を実現する可能性をもつ。

 真に共生社会を実現するためには、子供だけでなく、大人にも知ってほしい。対談を通して、障害のある人を支援する事業運営者の気持ち、障害児をもつ親の気持ちを、多くの人が知ることで、より身近な存在にしてほしい、としている。

◆特別三者対談企画「共生社会の実現に向けて、すべての人に知ってほしいインクルーシブ教育」
日時:2022年2月17日(木)17:00~18:00
会場:学校法人 柿の実学園ホール
※新型コロナウィルス感染防止対策のため、当日は報道者向け招待枠のみ
※一般観覧希望は後日オンラインにてアーカイブを配信を予定
《木村 薫》

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