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法政大学、全学部共通プログラムで オープンバッジを導入

 法政大学は2021年12月3日、所定要件を修了した学生を対象に、全学部共通科目「数理・データサイエンス・AIプログラム」や全学部共通の「各サティフィケートプログラム」で、オープンバッジ・ネットワークが発行するオープンバッジ(デジタル証明書)を発行すると発表した。

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法政大学が発行するオープンバッジ
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 法政大学は2021年12月3日、所定要件を修了した学生を対象に、全学部共通科目「数理・データサイエンス・AIプログラム」や全学部共通の「各サティフィケートプログラム」で、オープンバッジ・ネットワークが発行するオープンバッジ(デジタル証明書)を発行すると発表した。

 法政大学ではオープンバッジの導入により、従来の教育プログラム単位の修得状況を示す「成績証明書型」から、学生がどのような能力を修得したのかを示す「学修歴型」へ対外的にも証明するスキームの転換を目指している。また、デジタル化の導入は社会とのつながりが強いDXの取組みにも合致し、法政大学副学長によるプロジェクト「DX イニシアティブプロジェクト」に課せられた重要課題を解決する取組みにも役立つとしている。

 オープンバッジは、さまざまなスキルを証明するデジタル証明書で、オープンバッジ・ネットワークが発行するオープンバッジは国際標準規格の認定を受けている。技術規格に準拠した世界中のプラットフォーム間での相互運用性を実現しており、SNSやメール、電子履歴書に貼ることでスキルを簡単に証明することが可能。

 法政大学は今回のオープンバッジ導入によって、修得した能力や知識を可視化することで、就職活動等においてもスキルの証明が可能となり、さらなる学習意欲の向上にもつながるのではないかとしている。
《川端珠紀》

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