文部科学省は2021年10月1日、大学拠点接種等による新型コロナウイルスワクチン接種状況について公表。全国の大学、短期大学、高等専門学校を対象に実施した調査では、大学拠点接種等による接種を実施したのは999校、総接種数は201万97人だった。 調査対象は全国の大学、短期大学、高等専門学校。学校として学生や教職員等を対象としたワクチン接種の機会を提供したものについて、機会提供の有無、学生（高等専門学校については4年生以上）および教職員の接種人数等について、1,179校（学生306万3,015人、教職員46万8,452人）から回答を得た。調査期間は2021年9月1日から13日。調査時点は9月5日。 大学拠点接種等による接種は999校。内訳（学校数は重複あり）は、「大学拠点接種による接種」が760校（拠点大学等364校、参加大学等441校）、「企業連携」が122校、「自治体連携」が260校、「医療従事者先行接種」が228校。 総接種数は201万97人で、そのうち学生が124万8,405人、教職員が32万6,171人、その他（自大学等の非常勤教職員等を含む）43万5,521人。「大学拠点接種による接種」は154万7,246人（拠点大学等139万7,284人、参加大学等14万9,962人）、「企業連携」は2万9,335人、「自治体連携」は10万5,296人、「医療従事者先行接種」は32万8,220人だった。なお、総接種数には、自治体等において個別に接種した（大学等として接種機会を提供していない）人数を含まない。
