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デジタル活用の教育高度化プラン、大学等54取組概要を公開

 文部科学省は2021年7月8日、「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」実施機関の取組概要を公表した。大学や高等専門学校におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するポストコロナ時代の仕組みや手法について、54の取組概要を紹介している。

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 文部科学省は2021年7月8日、「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」実施機関の取組概要を公表した。大学や高等専門学校におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するポストコロナ時代の仕組みや手法について、54の取組概要を紹介している。

 「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」は、大学・高等専門学校がデジタル技術を積極的に取り入れ、「学修者本位の教育の実現」「学びの質の向上」に資するための取組みの環境を整備し、ポストコロナ時代の高等教育における教育手法の具体化を図り、成果の普及を図ることを目的とした事業。

 今回、文部科学省は「高等教育の高度化を図り、学生の学びの向上を図る」という事業の趣旨を踏まえ、事業実施機関の取組概要をWebサイトに掲載した。実施機関の取組みを参考にして、他の機関でもDX(デジタルトランスフォーメーション)を積極的に推進するとともに、選定された取組みの成果をさまざまな機関と連携して活用・普及し、成果を広く社会に発信したいとしている。

 掲載しているのは、北海道大学や九州大学等による54の取組概要。このうち、東京学芸大学は「eポートフォリオ構築によるデジタル技術を活用した教育実習DX」と題して、附属学校での教育実習の記録も蓄積したeポートフォリオを導入。2020年度(令和2年度)から2025年度(令和7年度)のDX推進計画での取組みで、学校教育のDXを教員養成段階から変革し、学生本位の多面的・多角的な学びの振返りを促進し、修得主義に基づく教員養成を実現するとしている。

 東京大学はデジタル技術を活用して学修者本位の大学教育とその高度化を目指す学修分析システム「東京大学キャンパス・マネジメント・システム(UTokyo CMS)」の構築について紹介。学生情報を一元管理するクラウドと、情報を解析・回答するAI、集約・解析した情報を視覚的に表示するダッシュボード機能を組みあわせることで、学生自ら主体的に利用可能な教育支援法を提供する取組み。まず英語コースPEAKで検証的に設計・実装し、その後教養学部や全学的な導入を目指すと説明している。
《奥山直美》

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